この記事はAIが作成しました。

実機で確認した手順

Xperiaの右下に出る
「キーボード切替マーク」を消す方法

私はXperiaで日本語入力にATOKを使っていますが、画面右下のキーボード切替ボタン(赤丸部分)に触れてしまい、ATOKからGboardへ入力方式が切り替わることに悩んでいました。

この記事は、Android 16・ATOK(買い切り版)・3ボタンナビゲーションのまま、設定画面では消せなかったキーボード切替マークを、Windows PCからADBで消した記録です。

XperiaでATOKを表示した画面。右下のキーボード切替マークが赤い丸で囲まれている
今回消したかった、画面右下のキーボード切替マーク(赤丸部分)。誤って触れるとATOKからGboardへ切り替わることがありました。
確認日
2026年9月21日
対象
Xperia 1 VIII / Android 16

使用環境

  • スマートフォンXperia 1 VIII
  • OSAndroid 16
  • 日本語入力ATOK(買い切り版)
  • ナビゲーション3ボタンナビゲーション
  • PCWindows / PowerShell
Xperiaのシステム設定画面。システムアップデート欄にAndroid 16に更新済みと表示されている
Android 16へ更新済みの実機。
Xperiaのナビゲーションモード設定で3ボタンナビゲーションが選択されている画面
3ボタンナビゲーションを維持したまま対処しました。

設定画面で確認しても、マークは消えなかった

「設定」→「システム」→「キーボード」→「画面上のキーボード」を確認しました。画面上ではGboardがOFFに見えるグレーアウト状態、ATOKがONです。Gboardのスイッチはグレー表示のままで、ON/OFFを切り替えることができませんでした。この状態でも右下のキーボード切替マークは残りました。

また、この実機には「ナビゲーションバーにキーボード切り替えボタンを表示」のような項目は見当たりませんでした。設定画面を探すだけでは解決できなかったため、ADBで内部状態を確認しました。

キーボード設定画面。画面上のキーボードとしてATOKとGboardが表示されている
キーボード設定にはATOKとGboardが表示されます。
画面上のキーボード一覧。Gboardはグレーアウトして切り替えられず、ATOKはON、Google音声入力などはOFFになっている
見た目は「Gboard OFF(グレーアウト状態)/ATOK ON」でも、内部にはGboardが残っていました。

Google公式Platform-Toolsを準備する

Android SDK Platform-Tools(Google公式)からWindows版をダウンロードし、今回は C:\platform-tools に展開しました。Platform-Toolsには、Android端末と通信するための adb が含まれます。

PowerShellを開き、次のフォルダーへ移動します。

cd C:\platform-tools

PowerShellでは、同じフォルダーにある実行ファイルを呼び出すため、この記事では adb ではなく .\adb と記載しています。

USBデバッグを有効にしてADB接続を確認する

  1. Xperiaで「開発者向けオプション」を有効にします。
  2. 「USBデバッグ」をONにし、Windows PCとUSB接続します。
  3. 初回接続時にXperia側へ「USBデバッグを許可しますか?」と表示されたら、「許可」を選びます。
  4. PowerShellで次を実行します。
.\adb devices

最初は端末が authorizing のまま進まない状態になりました。その後、端末側のUSBデバッグ許可を完了し、再度確認すると device になりました。操作を続けるのは、必ず device と表示されてからです。

Android内部のIMEを確認する

有効な入力方式を確認します。

.\adb shell settings get secure enabled_input_methods

実機では、次のようにATOKとGboardの両方が出力されました。

com.justsystems.atokmobile.service/.AtokInputMethodService:com.google.android.inputmethod.latin/com.android.inputmethod.latin.LatinIME;328256390

com.google.android.inputmethod.latin/com.android.inputmethod.latin.LatinIME がGboardのIMEを表します。

末尾の ;328256390 は、Gboardで有効になっている入力サブタイプを識別する32ビット整数です。Androidでは、サブタイプに固有IDが設定されていればその値を使い、設定されていなければ言語・入力モードなどの属性から計算したハッシュ値を使います。この数字だけから、日本語・英語などの具体的なサブタイプを判定することはできません。また、端末やGboardのバージョンによって値が異なる可能性があります。

次に、既定の入力方式を確認しました。

.\adb shell settings get secure default_input_method
com.justsystems.atokmobile.service/.AtokInputMethodService

既定はATOKですが、有効な入力方式の一覧にはGboardも残っています。設定画面のスイッチ表示と、内部の enabled_input_methods が一致していなかったことが分かりました。

GboardをIMEとして無効化する

次のコマンドを実行します。入力ミスを避けるため、1行のままコピーしてください。

.\adb shell ime disable com.google.android.inputmethod.latin/com.android.inputmethod.latin.LatinIME

実機では次のメッセージが返りました。

Input method com.google.android.inputmethod.latin/com.android.inputmethod.latin.LatinIME: now disabled for user #0
Windows PowerShellでADB接続を確認し、内部IME一覧を取得、Gboardをime disableで無効化した実行記録。端末シリアルはマスクされている
実際のPowerShell画面。authorizing から device になった後、IMEを確認してGboardを無効化しました。端末シリアルは公開用にマスクしています(クリックで拡大)。

実施結果:キーボード切替マークが消えた

コマンド実行後、Xperiaの右下に表示されていたキーボード切替マークが消えました。3ボタンナビゲーションはそのまま、ATOKで日本語入力できています。

ADBでGboardのIMEを無効化した後のXperia。ATOKと3ボタンナビゲーションはそのままで、画面右下のキーボード切替マークが消えている
実施後の画面。ATOKと3ボタンナビゲーションはそのままで、右下にあったキーボード切替マークが消えています(クリックで拡大)。

有効な入力方式を再確認すると、出力はATOKだけになりました。

.\adb shell settings get secure enabled_input_methods
com.justsystems.atokmobile.service/.AtokInputMethodService

元に戻す方法

Gboardを再び入力方式として有効にする場合は、次を実行します。

.\adb shell ime enable com.google.android.inputmethod.latin/com.android.inputmethod.latin.LatinIME

実行後、必要に応じて設定画面でGboardを有効にし、入力方式を選び直してください。

この方法の適用範囲と注意

ここで紹介した結果は、Xperia 1 VIII・Android 16・ATOK(買い切り版)・3ボタンナビゲーションという実機環境で確認したものです。OSのバージョン、端末メーカーの実装、GboardやATOKの更新状態によって、表示や動作が異なる可能性があります。

ADBは端末を操作できる強力なツールです。コマンドの入力対象を確認し、自己責任で実施してください。OSアップデートなどで設定が戻る可能性もあるため、その場合は内部IMEの状態を再確認します。