私は転職希望ではないのですが、デジハリの売りのひとつである就職斡旋の話を勉強するために、「就職ゼミI」に参加しました。
講師は赤坂先生。
前回の著作権講義にも感じましたが、話を聞かせる技術、話す技術がとてもウマイと感じる先生です。
話は自信の実体験に基づく雇われWebディレクターの立場での発言が中心でした。
以下、メモをそのまま掲載します。
Web業界では、PhotoShop(PH)、 Illustrator(IL)は必須スキル。
みなさんには毎日触ってほしい。
Dreamweaver(ドリ)、FLASHよりは手打ちができなきゃだめ。
詳しくは後述。
就職対策に今から用意してほしいもの(就職グッズ)。
1. 名刺
デジハリ学生として公開できる範囲の情報で。氏名、メアド、URLなど
100枚刷ってもなくなる。できるかぎり早い時期に作ること。
早い時期に作ると出来に対して作り直したくなるので、卒業までに2,3度作り直すことになりクオリティが上がる。
デザイン会社に入社すると、最初は名刺作りの仕事をやらされる場合がほとんど。
2.CD-R
授業で作った課題や作品、コンテストに応募したものなので、ポートフォリオとして名刺といっしょに渡すメディア。
3.紙のデータ
CD-Rに入れたものは、ディレクターが持っていて出張や外回りで回覧されない可能性もある。
CD-Rに入れた作品を印刷した紙のデータも用意する。
この時、印刷はインクジェットは絶対だめ。
100人〜1000人くらいの作品や人をディレクタの立場で評価する場合、インクジェットで作成されたものは紙が水分を吸い、結果として見た目がよくないので、作品がよくても却下。
非常にもったいない。応募の時点でインクジェットの人は、仕事で客に渡すものもインクジェットで渡しそうな感じがする。だからダメ。
最低でもカラーレーザ。出来れば冊子印刷。
御茶ノ水であれば、すぐそこにレモン画翠でA3表裏2枚6000円程度。
4.サイト(blog)
自分のportfolioをCD-Rに作成するだけではなく、日々の作品の記録としてblogを活用するとよい。名刺にもアドレスを書こう。
blogも卒業製作の時期に作りはじめると時間が取れずに作品とblogとどっちつかずになるので今からはじめましょう。
就職を希望する人はエージェントがつきます。
ほとんどの人がポートフォリオがダメで1,2度戻される。
求人サイトは沢山ありますが、3割ぐらいが本当で他は○○ー。
今から求人サイトを見るように。
いつも同じ求人を出している会社には理由がある。
囮案件や、人が辞める職場etc。
Webに必要な4要素は覚えるとかの前に常識。
ビジアキやY!などはDW禁止。使っちゃだめではなく、DWそのままのソースは使わない。
コーダーというお仕事。
Web業界にはいくつかの職種がある。
1.コーダー
ソースコードを打つ人。HTML&CSS手打ち必須。
2.インターフェイスデザイナー。
PH,IL,FW必須。あーでも、FWはあんまり使わないかも。
3.IA(インフォメーションアーキテクト)
最近出来た分類。いわゆるユーザビリティの部分を担当。
4.アライアンス
すでにあるWebの保守、運用。
フルスタイルシート前の時代の人が多いかな?
5.Webマスター
統括や運営。
以上が下流行程。
上流行程としては、
1.Webディレクター
お客、スタッフetcをまとめる。
2.Webディレクター
お金、人脈などを扱う。コンペに3回負けたら首ねっていう会社もあったりなかったり。
28才以上で転職すると、最初の1,2回Webマスターをやって後はWebディレクターが多いかも。
ここで、2時間。また就職ゼミIIでお会いしましょう。と笑顔で話す講師が印象的でした。
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