以下の要旨で発表をしてきました。
東京都公立学校では、授業研究をとおして教科等の専門性を一層高めるとともに、他の教員の指導的役割を担うことができる資質・能力である「授業力」を磨くために、東京教師道場という研修事業を行っている。授業力は、六つの要素から構成されており、単に経験年数を重ねることで身につけられる力ではない。授業力を養成するためには、授業改善のPDCAサイクルを確立することが重要である。著者はさらなる改善を目指し、PDCAサイクルのCheckに特に力をいれるため、独自に授業記録を残し、即座に授業者と授業を共有することで、効果的なPDCAサイクルを確立し授業力の育成を行えた。本稿では、これらの試みについて、2期4年間研修に参加した著者の立場から授業力向上のためのICTを活用した試みを紹介するとともに、授業力とは何か、情報科の教員に求められる資質は何かについて考察する。
会場で写真を撮ってくるのを忘れてしまったため、熊本駅の写真です。
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